妄想や幻覚が出る症状|かかると大変な病気|精神病は心から浸食される
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かかると大変な病気|精神病は心から浸食される

妄想や幻覚が出る症状

男性と手

他の精神疾患との見分け方

精神病は、妄想や幻覚の症状があらわれる病気を言います。これに当てはまるものには、統合失調症や双極性障害があります。双極性障害に関しては、症状がひどくなると妄想や幻覚を抱くようになってしまいます。そのため、全ての双極性障害の人がこうした症状があるわけではありません。うつ病などの代表的な精神疾患は、精神病ではありません。うつ病は精神障害に当てはまり、心身症や神経症も同じ分野の病気です。精神病は精神障害と比べても割合は少なく、症状も重い傾向にあります。最近では研究が進んできた過程もあり、精神病に対する理解や認知度もだいぶん進んでくるようになりました。精神病になってしまう原因は、はっきりとはわかっていません。遺伝や環境などが指摘されていますが、まだまだ研究で解明されていない部分が多いです。そして何らかの原因がきっかけとなり、脳の神経伝達物質のドーパミンが過剰に出されるために起こると言われています。これは昔から1種の説として言われていますが、今でもそれが原因の基本とされています。ドーパミンが過剰になると陽性反応が出てしまい、妄想や幻覚が引き起こされてしまうのです。この原因から、ドーパミンを抑制する薬の服用が主な治療となります。精神病を診る病院では、薬で症状を抑えていく方針がとられています。従って、症状を抑えるためには病院での適正な治療を受けていく必要があるのです。

薬物療法と心理療法

精神病は再発しやすい特徴があり、長く症状と向き合っていかなければいけないところがあります。その間は投薬を続けることが大切で、これを止めてしまうと症状が悪化してしまう可能性もあるため気を付けなければいけません。病院では、いろいろな薬を患者本人に試したうえで、一番合う薬を処方していきます。そして、経過観察をしながら症状の程度を見守っていってくれるのです。この他に行われる心理療法では、精神病への詳しい知識の指導や、社会との関わり方についても学べるようになっています。精神病の人のほとんどは、自分が病気になっていることに気付いていません。妄想や幻覚にとらわれてしまっているので、なかなか信じてもらえないのです。しかし、それを放置していたら危険な方向に進んでしまう可能性もあるため、治療を受けるのは非常に大切なことです。その上で正しい知識が必要となり、それを前向きに受け止める考えを持つ必要があります。このようなことも含めて、社会生活とも支障のないように送るためにいろいろなアドバイスが受けられます。こういった幅広い治療を受けるためには、できれば統合失調症や双極性障害を専門に診る病院で治療を受けるのがおすすめです。症状を抑える治療以外にも、今後を考えた幅広い指導を受けていくことができます。